CC BY-NC-SA 3.0
Chapter 1. What is Linear Algebra?
線形代数はベクトルと線形関数の研究である
Chapter 2. Systems of Linear Equations
ガウスの掃き出し法の話題
Chapter 3. The Simplex Method
線形連立不等式の話題.最適化やオペレーションリサーチに応用できる.
3.1 Pablo’s Problem
Example 35. (Pablo’s problem restated)
(Pabloは例に出てくる栄養士の名で,アルゴリズムの開発者とかではない)
x≥5,y≥7,15≤x+y≤25のもとで, s=5x+10y を最小にするx,yを求める.
3.2 Graphical Solutions
fig.1 x≥5,y≥7,15≤x+y≤25 条件を満たす点を影に塗ったグラフ
s=5x+10yを最小にするには,x+y=15を満たし他の条件を満たす点を探せばよいのは明らかで,この場合は四角形の頂点(8,7).このように, 最適解が条件を満たす図形の頂点となるのがlinear programming problemの特徴である.
fig.2 s=5x+10yを追加した図
3.3 Dantzig’s Algorithm
Problem 38
線形関数 f(x1,⋯,xn)をxi≥0, Mx=v (M∈M(m,n),v∈Rm,x=(x1,...,xn)T)のもとで最大化する.
この問題は拡大係数行列に行基本変形を施して解ける.
Example 39
f(x1,...,xn) をc(x1,...,xn)=kのもとで最大化するというのは,c=kが満たされているなら,
f(x1,...,xn)+αc(x1,...,xn)を最大化するのと同じこと.αをうまく選んで簡単な問題に変形する.
f(x,y,z,w)=3x−3y−z+4wを,
{c1=x+y+z+w=5c2=x+2y+3z+2w=6
をみたしつつ最大化する.
fの定義は−3x+3y+z−4w+f=0と同値.
(111105123206−331−410)⇔{c1=5c2=6f=3x−3y−z+4w
こうして,問題から最後の行が最大化すべき関数fで, 他の行が制約条件であるような拡大係数行列を作れた.
Example 41 (Performing EROs)
上の拡大係数行列で, 最後の行のx,y,z,wの係数の部分,つまり−3,3,1,−4の部分がすべて非負で,かつ0が多くなるように行基本変形を施すと,
(1/20−1/20021232060760116)
となって,最後の行の意味はf=16−7y−6z. y,z≥0だから, 最大のfはf=16.
y,z=0としたときも制約条件を満たせるか確かめて計算終了.
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