https://doc.rust-lang.org/book/second-edition/
Apache License Version 2.0
1. Introduction
1.2 Hello, World!
Creating a Project with Cargo
シェル上で
cargo new hello_cargo --bin
を実行して,カレントディレクトリ以下に”hello_cargo”プロジェクトのディレクトリが作成されて,その中には必要なファイルのテンプレートが入っている.”–bin”によってライブラリでなく実行ファイルを作成することを明示している.
hello_cargo/
├ cargo.toml : プロジェクトの情報を書く
└ src/ : ソースコードを置くディレクトリ
└ main.rs : ソースコードの拡張子はrs
cargo.tomlにはプロジェクトの情報を書く.
[package]
name = "hello_cargo"
version = "0.1.0"
authors = ["Your Name <you@example.com>"]
[dependencies]
[package]欄にはプログラムの名前と著者の情報を書く.
[dependencies]欄には,このプログラムが使用するcrate(他の言語でいうライブラリ)の名前を書く.ここに書かれたcrateをcargoがダウンロードしてきて,ビルド時にリンクしてくれる.
Building and Running a Cargo Project
cargo build
によってhello_cargo直下にtargetディレクトリ以下が作られ,ビルドされた実行ファイルはtarget/debug/hello_cargo である.
cargo run
によって,ビルドしたら直ちに実行してくれる.ソースコードに変更がない場合,ビルドをやり直すことはせず,以前つくった実行ファイルをまた実行する.
Building for Release
“cargo build”でビルドされた実行ファイルはデバッグ用の機能が埋め込まれ,最適化もされていない.”cargo build –release”によって,最適化が行われた実行ファイルが”target/release”に作成される.
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