title :Basic Analysis (Jiri Lebl) 24日目
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7.4 Completeness nad compactness
7.4.3 Exercises
Exercise 7.4.12
(X,d)は完備な距離空間とする.
K⊂Xがcompact
⇔ Kは閉集合であり,任意のϵ>0に,K⊂∪jB(xj,ϵ)が成立するようにx1,...,xn∈Kを選べる.
この命題を証明せよ.(このようなKをtotally boundedという.)
答案.
(⇒)
∪x∈XB(x,ϵ)は明らかにKのopen coverであって,Kのcompact性から有限被覆を選べるから,成立.
(⇐)
Kの要素からなる点列がKの要素に収束する部分列を持つことを言えば良い.
{kj}j≥1⊂Kとする.ϵ=2−1として,K⊂∪jB(x1j,2−1)とできるようにx11,...,x1n(1)を選べる.B(x1j,2−1)たちのなかで,{kj}の点が無限子あるものを一つ選んで,そのx1jをx1とする.さらに,K⊂UjB(x2j,2−2)となるようにx21,...,x2n(2)を選べて,B(x1,2−1)を被覆するB(x2j,2−2)たちのなかでkjの点が無限子あるものを選んで,x2とする.これを繰り返して,{xn}n≥1⊂Kが作れる.xiに属するうち,添字が最小でそれ以前に部分列に加えられていない{kj}の要素を選んで,部分列{kν(i)}を作れる.任意のϵ>0に,2−N+1<ϵ≤2−NをみたすNが存在して,m,n≥Nならば|kν(m)−kν(n)|<ϵが成立するから,この部分列はCauchy列で,Xの完備性から収束する.その極限をkとすると,Kは閉集合だから,k∈Kである.
(Lebesgue covering lemmaを使えば一発だった)
7.4.13
Rに絶対値距離を入れる.Nのopen coverで,Lebesgue covering lemmaの結論が成立しなようなものを見つけろ.
答案.
Lebesgue covering lemma: (X,d)は距離空間で,K⊂Xであり,Kの任意の点列がKの要素に収束する部分列を持つなら,Kのopen cover {Uλ}Λを与えられたとき,任意のx∈Kに,Uλを選べばB(x,δ)⊂Uλがなる立つようなδが存在する.
Un=(n−1/n,n+1/n)とすると,{Un}n∈NはNを被覆するが,いかなるδ>0を考えても,N=ceil(1/ϵ)とすると,n≥NならB(x,δ)⊈Un.
7.5 Continuous functions
7.5.1 Continuity
Definition 7.5.1
(X,dX),(Y,dY)がそれぞれ距離空間で,c∈Xとする.
f:X→Yがcで連続である
⇔[∀ϵ>0 ∃δ>0 s.t. dX(d,c)<δ⇒dY(f(x),f(c))<ϵ]
以後,この節では(X,dX),(Y,dY)はともに距離空間とする.
Proposition 7.5.2
f:X→Yがc∈Xで連続
⇔ cに収束する任意の{xn}⊂Xについて,f(xn)→f(c).
proof. 略
Example 7.5.3
f:R→Rを,
f(x,y)=d∑j=0d−j∑k=0ajkxjyk
とする.
(x,y)∈R2に収束する{(xn,yn)}について,Prop 2.5.5から
limf(xn,yn)=limnd∑j=0d−j∑k=0ajkxjnykn=∑∑ajkxjyk=f(x,y)
7.5.2 Copmactness and continuity
連続写像は必ずしも閉集合を閉集合に移さないが,compact集合はcompact集合に写す.
Lemma 7.5.4
f:X→Yは連続写像とする.K⊂Xがcompactなら,f(K)⊂Yもcompactである.
proof.
f(K)の任意の点列は{f(xn)},{xn}⊂Xと書ける(一意とは限らない).Kはcompactだから,収束する部分列{xν(i)}がある.連続性より,{xν(i)}の極限をxとすると,f(xν(i))→f(x)∈f(K).したがって,f(K)の任意の点列がf(K)の点に収束する部分列を持つことがわかった.すなわちf(K)はcompactである.
Theorem 7.5.5
(X,d)はcopmact距離空間とする.f:X→Rが連続とすると,fは有界で,最大値と最小値を持つ.
proof.
Xはcompactだから,f(X)⊂Rもまたcompact.f(X)はcompactかつ有界である.特に,Rの完備性からsupf(X)∈f(X),inff(X)∈f(X)が成立する.よって成立.
7.5.3 Continuity and topology
Lemma 7.5.6
f:X→Yがc∈Xで連続である
⇔ f(c) の任意の近傍Uについて,f−1(U)はcの開近傍を含む.
proof. 略
Theorem 7.5.7
f:X→Yが連続である⇔ U subsetYなる任意の開集合Uに,f−1(U)⊂Xは開集合.
7.5.4 Uniform continuity
Definition 7.5.9
f:X→Yがuniformly continuous ⇔ ∀ϵ∃δs.t. ∀x,c∈X,dX(x,c)<δ⇒dY(f(x),f(c))<ϵ
Theorem 7.5.10
f:X→Yが連続で,Xがcompactならば,fは一様連続.
proof.
ϵ>0とする.すべてのc∈Xに,δc>0があって,dX(x,c)<δc ならばdY(f(x),f(c))<ϵ/2が成立する.{B(c,δc)}c∈XはXを被覆するが,Xはcompactだから,Lebesgue covering lemmaから,あるδがあって,任意のx∈Xにc∈XでB(x,δ)⊂B(c,δc)が成立する.
x1,x2∈Xで,dX(x1,x2)<δならば,B(x1,δ)⊂B(c,δc)であり,x2∈B(c,δc).三角不等式から
dY(f(x1,x2))≤dY(f(x1),f(c))+dY(f(c),f(x2))<ϵ
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