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7.4 Completeness nad compactness
(X,d)は距離空間とする.
7.4.1 Cauchy sequences and completeness
Definition 7.4.1
{xn}⊂XがCauchy列である
⇔[∀ϵ ∃N s.t. m,n≥N⇒|xm−xn|<ϵ]
Proposition 7.4.2
距離空間の収束列はCauchy列である.
proof.
{xn}がx∈に収束するなら,点列の収束の定義から
|xm−xn|≤|xm−x|+|xn−x|<2ϵ
を満たすNが存在する.
Definition 7.4.3
(X,d)がComplete(完備)である
⇔ Xの任意のCauchy列がXの点に収束する.
Proposition 7.4.4
Rnにユークリッド距離を入れた距離空間は完備である.
proof. 略
7.4.2 Completeness
Definition 7.4.5
K⊂Xについて,Kがcompact(コンパクト)である
⇔K⊂∪ΛUλをみたす開集合族があるとき,有限個を取り出してK⊂∪1≤k≤NUkとなるようにできる.
Proposition 7.4.6
K⊂Xがコンパクトであるとき,Kは有界かつ閉集合である.
proof. 略
Lemma 7.4.7 (Lebesgue covering lemma)
K⊂Xとする.Kの任意の点列がKの点に収束する部分列を持つとする.{Uλ}ΛがKのopen coverとすると,任意のx∈Kに,B(x,δ)⊂Uλとなるλを選べるようなδが存在する.
proof.
対偶によって示す.どのλ∈Λをとっても,任意のn∈NでB(xn,1/n)⊂Uλをみたさないように{xn}⊂Kを選べると仮定する.
どのx∈Kにも,x∈Uλとなるようなλは存在する.よってB(x,ϵ)⊂Uλなるϵがある.1/M<ϵ/2をみたすMをとる.y∈B(x,ϵ/2)かつn≥Mならば
B(y,1/n)⊂B(y,1/M)⊂B(y,ϵ/2)⊂B(x,ϵ)⊂Uλ
が成立.すなわちn≥M⇒xn∉B(x,ϵ/2). よって{xn}は収束する部分列を持ち得ない.
Theorem 7.4.8
K⊂Xがcompact ⇔ Kの任意の点列がKの点に収束する部分列を持つ.
proof.
(⇒)
対偶法を用いる.
{xn}⊂K⊂Xとする.∀x∈Kで,たかだか有限個のnにxn∈B(x,αx)が成立するようなαxが存在すると仮定する.このとき
K⊂∪x∈KB(x,αx)
が成立する.つまり∪B(x,αx)はKのopen coverである.
B(x,αx)Kから有限個を取り出すと,その和集合は有限集合となって,Kを被覆できない.これは矛盾.(⇐)
仮定のもとで,open cover {Uλ}Λをとる.Lemma 7.4.7から,任意のx∈KにB(x,δ)⊂Uλとなるλを選べるδが存在する.
x1∈Kと,B(x1,δ)⊂Uλ1をみたすλ1をとる.K⊂Uλ1であれば,有限な被覆をみつけたことになる.そうでないとき,x2∈K∖Uλ1があって,B(x2,δ)⊂Uλ2をみたすλ2があって,d(x1,x2)>δである.これを無限回繰り返せるとき,無限列{xn}が得られる.
{xn}は,n≠k⇒d(xn,dk)>δが成り立つから,Cauchy列でない.したがってKはcompactでない.
Proposition 7.4.10
K⊂XがcompactでE⊂Kが閉集合ならEはcompact.
proof. 略
Theorem 7.4.11 (Heine-Borel)
K⊂Rnが有界かつ閉集合ならKはcompact
proof. 略
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