2017年6月22日木曜日

Basic Analysis (Jiri Lebl) 24日目 completeとcompact

CC BY-NC-SA 3.0

7.4 Completeness nad compactness

(X,d)は距離空間とする.

7.4.1 Cauchy sequences and completeness

Definition 7.4.1

{xn}XCauchy列である
[ϵ  N  s.t. m,nN|xmxn|<ϵ]

Proposition 7.4.2

距離空間の収束列はCauchy列である.
proof.

{xn}xに収束するなら,点列の収束の定義から
|xmxn||xmx|+|xnx|<2ϵ


を満たすNが存在する.

Definition 7.4.3

(X,d)Complete(完備)である
Xの任意のCauchy列がXの点に収束する.

Proposition 7.4.4

Rnにユークリッド距離を入れた距離空間は完備である.
proof. 略

7.4.2 Completeness

Definition 7.4.5

KXについて,Kcompact(コンパクト)である
KΛUλをみたす開集合族があるとき,有限個を取り出してK1kNUkとなるようにできる.

Proposition 7.4.6

KXがコンパクトであるとき,Kは有界かつ閉集合である.
proof. 略

Lemma 7.4.7 (Lebesgue covering lemma)

KXとする.Kの任意の点列がKの点に収束する部分列を持つとする.{Uλ}ΛKのopen coverとすると,任意のxKに,B(x,δ)Uλとなるλを選べるようなδが存在する.
proof.

対偶によって示す.どのλΛをとっても,任意のnNB(xn,1/n)Uλをみたさないように{xn}Kを選べると仮定する.
どのxKにも,xUλとなるようなλは存在する.よってB(x,ϵ)Uλなるϵがある.1/M<ϵ/2をみたすMをとる.yB(x,ϵ/2)かつnMならば
B(y,1/n)B(y,1/M)B(y,ϵ/2)B(x,ϵ)Uλ


が成立.すなわちnMxnB(x,ϵ/2). よって{xn}は収束する部分列を持ち得ない.

Theorem 7.4.8

KXがcompact Kの任意の点列がKの点に収束する部分列を持つ.
proof.

()
対偶法を用いる.
{xn}KXとする.xKで,たかだか有限個のnxnB(x,αx)が成立するようなαxが存在すると仮定する.このとき
KxKB(x,αx)


が成立する.つまりB(x,αx)Kのopen coverである.
B(x,αx)Kから有限個を取り出すと,その和集合は有限集合となって,Kを被覆できない.これは矛盾.

()
仮定のもとで,open cover {Uλ}Λをとる.Lemma 7.4.7から,任意のxKB(x,δ)Uλとなるλを選べるδが存在する.
x1Kと,B(x1,δ)Uλ1をみたすλ1をとる.KUλ1であれば,有限な被覆をみつけたことになる.そうでないとき,x2KUλ1があって,B(x2,δ)Uλ2をみたすλ2があって,d(x1,x2)>δである.これを無限回繰り返せるとき,無限列{xn}が得られる.
{xn}は,nkd(xn,dk)>δが成り立つから,Cauchy列でない.したがってKはcompactでない.

Proposition 7.4.10

KXがcompactでEKが閉集合ならEはcompact.
proof. 略

Theorem 7.4.11 (Heine-Borel)

KRnが有界かつ閉集合ならKはcompact
proof. 略

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