David Gamarnik, and John Tsitsiklis. 6.436J Fundamentals of Probability. Fall 2008. Massachusetts Institute of Technology: MIT OpenCourseWare, https://ocw.mit.edu. License: Creative Commons BY-NC-SA.
Exercise 1.
(a) 可算個の可算集合の和は可算集合であることを示せ
(b) が可算集合であることを示せ
答案.
(a) が,と可算個あるとき,の任意の元はと書ける. なる全単射な写像が在ることを言えばよく,例えば
について,なるがただ一つあって,は条件を満たす.
(b) 任意の有理数は2つの正数の組で表せるから,(a)の単純な拡張で示せる.
Exercise 2.
は実数列で,それぞれに収束するとする. がに収束することを示せ.
答案.
定義より.よってならば
はによらないから,確かに
Exercise 3.
とする.
(b)
を示せ.
答案.
である. 左辺で,右辺でを取ると,成立.
Exercise 4.
は集合列で,を示せ.
答案.
が集合列の極限の定義である.
だから,問の右の矢印が成立.
ビーンもうだめ
Exercise 5. (The union bound)
はmeasurable spaceとする. は必ずしも互いに素でない集合列とする.
を示せ.
答案.
とするとで,は互いに素,完全加法性から
だが,任意のに.以上より
Exercise 6.
とする. を,かの少なくとも一方が有限集合であるの集合とする. また,任意のに,が有限なら,が有限ならとする.このとき,
(a) はfieldだが-fieldでないことを示せ.
(b) はで有限加法性をもつことを示せ.
(c) はで可算加法性を持たないことを示せ.
(d) , なる減少列を構成せよ.
答案.
(a) とする. とすると, はともに無限集合で,よって-fieldでない.
また,からであり,明らかには補集合に閉じている.さらにについて,ならばであって, だからだから. の要素数の関係性が今示したものでないときはなのは明らか.
(b),(c) 略
(d) とすると,
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